第47回【レム睡眠とノンレム睡眠】

      2016/09/30


【3:55】
身体と脳を休める睡眠。
睡眠にも種類(レム睡眠とノンレム睡眠)
があります。

眠りにつくと、まずノンレム睡眠があらわれ、
次に浅い眠りのレム睡眠へと移行します。
私たちの眠りはこれら性質の異なる2種類の睡眠で構成されており、
約90分周期で一晩に4~5回、一定のリズムで繰り返されています。

深い眠りのノンレム睡眠は、
脳が眠っている状態と考えられています。
ノンレム睡眠の特徴は、
・入眠直後にあらわれる
・夢はほとんどみない
・身体を支える筋肉は働いている
・眠りが深くなるにしたがって、呼吸回数・脈拍が少なくなる

対してレム睡眠は、
身体は深く眠っているのに、
脳が起きているような状態の浅い眠り。
レム睡眠の特徴は、
・眼球がきょろきょろ動く
・身体の力が完全に抜けている
・呼吸や脈拍が不規則
・夢をみる
特に【眼球がきょろきょろ動く】というのは、
この【レム睡眠】と言う名の語源でもあります。
【REM睡眠(Rapid Eye Movement=急速眼球運動)】

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このようにして、人のカラダは、
1日(24時間周期)に合わせて、
体温・血圧・ホルモンの分泌など、
カラダの基本的な働きを約24時間のリズムで変化させています。
この約24時間周期のリズムを、

サーカディアンリズム

といいます。 
このサーカディアンリズムは
体内時計によって刻まれているため、
体内時計が乱れると、さまざまな生体リズムも
乱れると考えられています。

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